家の照明器具やコンセントを交換するのは簡単なのに資格が必要とのことで、第二種電気工事士の資格試験を受けることにしました。
筆記試験は、6割取れればよく、4つの選択問題なので、半分覚えて、あとは勘でも取れそうです。最初は、参考書を読んでみましたが、チンプンカンプンで、覚えられそうにありませんでした。計算問題は、オームの法則でなんとかなりそうです。その後、過去問を繰り返し解くことで、正答率が上がり、筆記試験に合格することができました。
技能試験に向けて、道具が必要なので、HOZANの道具セットを購入しました。HOZANの山内さんの「第二種電工試験の虎」が試験の参考になったからでもあります。技能試験の練習用の器具は、近くのホームセンターで揃えました。ホームセンターで手に入らないものは、ネット通販を利用しました。
最初に例題をやったときは、30分から40分ぐらいかかり、試験時間ギリギリでした。その後、のの字曲げをひたすら練習し、リングスリーブの固定を練習しました。VVFストリッパーP958の扱いも、最初はケーブルの被覆をキズつけることがあったのですが、それも少なくなりました。おかげで例題を20分から30分くらいでやっつけることができるようになりました。
私は左利きなので、VVFストリッパーP958の目盛に位置が使いづらいところがあったので、10mmと12mmの印を自分の使いやすいところにつけました。10mmと12mmは、コンセントやスイッチ、差込コネクタで多用します。
また、被覆わ剥ぐ際に挟んでそのまま被覆を剥ぐと中の線の被覆にキズがついてしまいます、私は、被覆を引っ張る際に少しズラすようにしました。これで中の被覆がキズつかなくなりました。
技能試験は、約20分くらいで完成し、その後見直して、試験終了でした。隣の受験者は、試験会場にギリギリで入り、完成しなかったように見えました。No6という比較的簡単な問題だったので、他の受験者の皆さんは余裕で完成していたようです。
技能試験から合格発表まで、非常に長く感じました。もしかしたらどこか欠陥があったかもとか、心配もありました。正直、ネット動画と参考書によるだけで、自分の技能を他から評価されたことがないのも、不安の一つです。合格していたので、ほっと一安心です。
試験を受けてみて、知識のない素人が配線をいじると、感電や漏電、火災などの事故につながることが、分かりました。
これから免状を申請して、家のスイッチやコンセントをいじろうと思います。特に照明は、順次、蛍光灯からLEDに変更していこうと思います。